猫が尻尾をブンブン振る時の本当の気持ち|犬とは違う感情表現に注意

犬に甘える飼い主を腕組みしながら冷静に見つめるキジトラ猫 猫の気持ち

皆さん、こんにちは!
犬も猫も大好き!という方は多いですよね。

犬が嬉しそうに尻尾をブンブン振りながら駆け寄ってくる姿って、見ているだけでこちらまで嬉しくなってしまいます♪

実際、犬の尻尾は「会えて嬉しい!」「楽しい!」という気持ちが伝わりやすくて、とてもわかりやすい感情表現のひとつですよね。

ソラ

ワンコの表現力はすごいよね。

リク

そうそう。

見たまんまって感じ!

そんなイメージがあるからこそ、猫ちゃんが尻尾をブンブン振っていると、「嬉しいのかな?」と思ってしまうこともあるかもしれません。

でも実は、猫の尻尾には犬とは少し違った気持ちが隠れていることもあるんです。

今回は、猫が尻尾をブンブン振る時の気持ちや、犬との違い、注意したいサインについて、我が家の猫達のエピソードも交えながらご紹介していきます。

犬と猫では“尻尾を振る意味”が違う

犬は嬉しい時や興奮した時に、尻尾を大きく振ることがよくあります。

もちろん犬にもさまざまな感情表現がありますが、実際、犬は飼い主さんを見つけた時や遊んでいる時など、ポジティブな気持ちを尻尾で表現することがよくあります。

庭で遊ぶ犬と飼い主を窓辺から眺める猫の後ろ姿

一方、猫の尻尾は少し違います。

猫も嬉しい時に尻尾を立てたり、先端を小さく震わせたりすることはありますが、左右に大きくブンブン振っている時は、気持ちが高ぶっているサインであることが多いと言われています。

例えば、
・興奮している
・何かに集中している
・警戒している
・刺激が強くなっている
など、その時の感情が強く動いている状態です。

つまり同じ「尻尾を振る」でも、犬は「嬉しい!」が中心になりやすく、猫は「気持ちが高まっている状態」を表していることが多いんですね。

飼い主に撫でられて嬉しそうに尻尾を振る犬を冷めた目で見ている猫

そのため、犬と同じ感覚で「喜んでる!」と思って接すると、「急に怒られた!」なんてこともあります。

猫って、本当に繊細で複雑な動物ですよね(笑)

猫が尻尾をブンブン振る時の気持ち

猫の尻尾の動きには、いろいろな感情が表れます。
特に大きく左右に振っている時は、気持ちが高ぶっていることが多いようです。

例えば、何かにイライラしていたり、狩猟本能が刺激されて興奮していたり…

一緒に遊びたくてしつこくしてしまうと、「もうやめて」のサイン として出ることもあり、一見似たような尻尾の動きでも、その時の状況によって意味が変わるのが猫の難しいところでもあり、面白いところかも知れません。

また、猫によって尻尾の感情表現の”強さ”にもかなり差があります。
少しだけパタパタする子もいれば、全身でブンブン振るタイプの子もいます。

リク

パタパタもブンブンもその時の気分だよ。

ソラ

そうだよね。

「〇〇タイプ」とか決めないで欲しいな。

猫の性格が出る部分でもあるんですよね。

狩猟モードの時にも尻尾が動く

猫がおもちゃや虫をじーっと見つめている時、尻尾の先がピクピク動いていることがありますよね。

あれは、狩猟本能が刺激されて集中している状態とも言われています。

猫じゃらしを狙いながら尻尾を動かして集中するハチワレ猫

特に獲物を狙っている時の猫って、目つきまで変わります(笑)
じーっと観察して、タイミングを測りながら、尻尾だけが静かに動いている姿を見ると、「ハンターだなぁ」と感じますよね。

さらにテンションが上がってくると、尻尾の動きがどんどん大きくなることもあります。
特に遊び好きな猫ちゃんだと、“狩りスイッチ”が入る瞬間がわかりやすいですよね(笑)

我が家でも、おもちゃを出した瞬間に、姿勢を低くしたソラの尻尾がうねり始めることがありました。
「あ、来るな…」とわかる瞬間です(笑)

ソラ

え…バレてるの?

撫でられすぎ問題にも注意

猫は気持ちよさそうに見えていても、突然「もういい!」となることがあります。

特に多いのが、撫でられすぎ問題。

最初はゴロゴロしていても、
・尻尾をパタパタし始める
・耳が横を向く
・体が少し固くなる
・目つきが変わる
などの変化が見られたら、「そろそろ限界」のサインかもしれません。

撫でられすぎて前足で制止しようとするハチワレ猫

猫って、“気持ちいい”と“うっとうしい”の切り替わりが突然なんですよね(笑)

こちらは「喜んでる♪」と思っていても、猫の中では、「ちょっと刺激が強いかも…」になっている場合があります。

そのまま続けると、猫パンチや甘噛みにつながる場合もあるので気をつけてくださいね。

ソラ

でも僕に噛まれて、喜んでるでしょ?

知ってるよ!

リクとソラの“お尻トントン問題”(笑)

我が家のリクとソラは、お尻トントンが大好きです。
猫好きさんの中にも、「腰トントン大好き猫」と暮らしている方も多いのではないでしょうか(笑)

反応が可愛すぎると、つい力が強くなってしまったり、長く続けてしまったりしませんか?
でも、ここにも“尻尾の感情表現”がかなり出ますよね。

まず我が家のリクの場合。

最初はご機嫌なのですが、トントンが長くなったり、テンションが上がりすぎると床をバンッ!と叩き、うねり出します。

尻尾を動かしながら伏せているキジトラ猫のリク

「あ、そろそろ興奮してきたな…」とわかる瞬間です(笑)

一方、ソラはいつもラグの上でトントンされるのですが、興奮してくると近くにあるラグの端っこを掴んでケリケリ!

ラグの端を掴みながらケリケリしている茶トラ猫のソラ

さらに尻尾がうねうね動き始めます。

ここでやめなければ、“噛もうとするモード”へ突入(笑)

実際には本気で噛まないのですが、「もう限界!」というテンションなのは伝わってきます。

同じ“気持ちいい”でも、途中から興奮へ変わっていく感じが面白いんですよね。

“嬉しい”と“興奮”は別の場合もある

ここが猫の難しくて面白いところなのですが、猫は「嬉しい」と「興奮」が混ざることがあります。

つまり、「嬉しいけどテンション上がりすぎた!」みたいな状態ですね(笑)

我が家の兄弟猫達も、ここが結構わかりやすいです。
リクは、どんなにテンションが上がっても腰トントン拒否モードには入りません。

興奮してくると床をバンッ!と叩いたり、尻尾が激しく動いたりすることはありますが、「もうやめて!」という感じではなく、むしろ「もっと!」に近いような反応です(笑)

大きな目で飼い主を見つめるキジトラ猫

一方ソラは少し違います。

興奮してくるとラグを掴んでケリケリしたり、さらにテンションが上がると甘噛みモードへ突入。
「限界かな?」と思ってやめるのですが、すぐに又、膝に乗ってきたり、お尻を向けて「トントンして」という顔をします(笑)

飼い主を見つめて腰トントンをおねだりする茶トラ猫のソラ

どうやら「嫌だった」わけではなく、ただ気持ちが盛り上がりすぎていただけみたいなんですよね。

こういう反応を見ていると、“嫌”と“興奮しすぎた”は意外と別なのかもしれないな、と感じます。

尻尾だけではなく全身を見ることが大切

猫の気持ちは尻尾だけで決まるわけではありませんよね。

・耳の向き
・目線
・ヒゲ
・姿勢
・鳴き声
など、全体を見ることが大切です。

例えば、尻尾を振っていても、
・遊びに夢中
・集中している
・軽く興奮している
程度の場合もあります。

逆に、耳が伏せ気味だったり、体が硬くなっている場合は、「ちょっと不機嫌」というサインかもしれません。

耳を伏せて不機嫌そうな表情を見せる三毛猫

リク

うわぁ…

怖い顔してるぅ…。

ソラ

その言い方は失礼だろ。

まとめ

猫の尻尾は、ただ可愛く動いているだけではなく、その時の気持ちが意外と素直に表れる場所でもあります。

「嬉しいのかな?」と思っていたら実は遊びスイッチが入っていたり、「まだ大丈夫かな?」と思っていたら「もう限界!」のサインだったり…。

リクやソラを見ていても、尻尾の動きを見ていると「今こういう気分なんだな」と分かる瞬間があります。

遊びながら興奮してじゃれ合う兄弟猫のリクとソラ

耳や目線、姿勢なども合わせて見ていくと、愛猫との会話が少し増えたような気持ちになるかもしれません。

これからはぜひ、愛猫ちゃんの“尻尾の動き”にも注目しながら、その時の気持ちを想像してみてくださいね♪

※この記事は猫の行動や一般的に言われている傾向をもとにまとめた内容です。
猫の性格や感情表現には個体差があります。

記事内のリアル猫は我が家の飼い猫、イラストはAI画像です。

猫の尻尾には感情表現以外にも大切な役割があります。
踏んでしまう危険性や尻尾の働きについて知りたい方はこちらもどうぞ。

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